4.9億回再生

ベトナムYoutubeをつらつらと紹介してきた結果、

料理と田舎の風景という自分の好みに偏りがちだったので、

単純に再生回数がすごいものをご紹介

 


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365 DABANDというグループのBỐNG BỐNG BANG BANGのMVは

4.9億回を超えもうすぐ5億回いくかもと話題になってます。

 

ざっくり説明すると、

ベトナムでヒットした映画の曲

・グループメンバーが役者としてもその映画に出てる

・キャッチーな曲調と特徴的なダンス

とバズりそうな要素を色々含んでます。

 

関連で踊ってみた系の動画がたくさん出ますし

シンプルにめちゃくちゃ流行った動画です。

 

公開期間が違うので単純に比較できませんが、

日本だとDAOKO × 米津玄師の『打上花火』 が4.2億回と近いですかね。

7千万回差で近いという感覚も自分で書いててよくわかりませんが。。。

 

 

 

世界ランクを見てたら

”Baby Shark”が85億回とかいう

地球人なら1度は聞いたことあるはず

みたいな数字を叩き出してて驚きました。

 

世界中の子育て世帯が毎日流してんのかな

ギル

 

隔離されたら

5月5日付でベトナム保健省から

新規入国者は「ホテル等での強制隔離21日+自主隔離7日」

という措置にしましたんで

と通達があったベトナム

 

今までも「ホテル等での強制隔離14日+自主隔離14日」と日本と比べて

かなり厳格だったのに。。。

約1週間で56人の感染でこの対応なので、

日本のニュースを見ていると違う世界にいるような感覚

自国の医療体制の脆弱さに対して

政治家も国民も認識同じだから成り立つんだろうなと

 

 

隔離といえば、Ẩm Thực Mẹ Làmチャンネルの

【14日間の隔離期間中は家で母の料理を食べよう】

 を思い出した今日この頃


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さすがにこんな外出自粛生活は一般的じゃないと思いつつも

これならいけるなーと憧れた1年前。

 

自主隔離期間中も今までは個人の判断で通勤等は認められてたのに、

今後は管理が厳しくなるんだろうなと。

まあ措置が変わっても出入国できないことには変わりないか

 

 

マメ知識ですが、隔離はベトナム語でもカックリーといいます。 

 

*コロナ関連の情報は大使館のサイトに載ってますので、

 最新情報から今までの対応の流れまで下記で見られます。

 桁間違ってると言われそうですが、累計で感染報告は約3,000です。

www.vn.emb-japan.go.jp

 

今週のお題「おうち時間2021」  

ギル

Youtubeで見るベトナム

Youtubeで見るベトナム 料理編

 

前回とはまた別のチャンネル


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チャンネル名の”Ẩm Thực Mẹ Làm”とは【母の手料理】という意味で

カメラマンとして都会で働いている息子が

文字通り【母の手料理】している姿を撮影した動画チャンネル。

 

ベトナムの田舎の暮らしをそのままのぞいているような感覚で楽しめるし

料理しながら犬や猫と話しがちといったお母さんあるあるをちりばめてあるので、

おうち時間にボーっと流し見するのにいい空気感。

 

カリっと揚げた魚と香草たっぷりのスープに茹でた野菜という

普通の家庭料理を他愛ない会話しながら食べてるだけなのに

妙に琴線に触れるこの動画チャンネル。

気軽に国に帰ることもできない今の境遇に刺さってるのかも…

 

 

途中、日本語字幕の親子の会話が

日本昔話みたいななまりになっているのはご愛嬌

 

料理が出来たよと言われて息子が返した

Con xuống ngay đâyは「すぐ下りるよー」ぐらいの意味なんですが、

字幕が”おっかあ、待って”になってたのはさすがに攻めすぎだべと思います

 

 

今週のお題「おうち時間2021」

Youtubeで見るベトナム

Youtubeで見るベトナム 料理編

 

カニを使った麵料理


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冒頭の田園風景がまず魅力的なこの動画

 

Bún riêu cua(ブン ジエウ クア)とは

ベトナムではフォーと並んでよく食べられている米粉麵のブンを

文字通りカニを丸ごと使ったスープで食べる人気料理。

 *Cuaとはベトナム語カニ の意味

 

完成形には豚肉やら色々のせてあまり細かい定義はないようで、

この出汁の取り方をすればBún riêu cuaなのだとか

カニの香りが強くてちょっと甘酸っぱく、暑い日でも箸が進みます。

 

題名の単語の意味はそれぞれ

Bún riêu cua đồng【カニ味噌出汁のブン(料理名)】

hương vị【風味】

quê nhà【故郷】

 

最後に出てくる団らん風景のような

田舎で家族と食べていた時の香りを思い出させる料理なのでしょう。

 

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ベトナム北部では少し市内から離れると今も街道沿いは田園が広がる。

恐怖からの自由

ミャンマーの選挙の感想をのほほんと書いていたときには

思いもよらないことが起きてしまったなという感覚

 

国軍にしてみれば、

自分たちの政党が野党第一党になるどころか

各地で少数民族代表の議員にすら負けていたから

危機感は相当膨らんだのだろう。

 

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現地の人たちでFacebookにまだアクセスできている人は

このようなメッセージを発信している。

過去市民に度々発砲してきた国軍に対抗するには

恐怖心が一番の敵だよな…

言うは易く行うは難しですが…

 

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選挙の時に話題になっていたアート

 *指にインクを塗って投票したかを管理していた

 

国軍側が考えている公正な選挙とはどんなものかな。

横に軍人さんが銃構えている中で投票用紙に記入することが

透明性ある選挙だとか本気で考えてそうだな。

ミャンマー選挙2020

たまの時事的な話題

 

先週末の11月8日にミャンマーの総選挙が行われてました。

争点はアウンサンスーチー女史率いる与党NLDが過半数を維持できるかどうか

 

自分の友人にはビルマ族が多く基本的にはNLD支持者が多いので

野党の動きが少し見えづらかった今回の選挙。

  *というよりも積極的に発信するような友人のほとんどが

  NLD支持者といった方が正確かもしれませんが。

  もちろん政治的な発言をしてない友人も多くいますし。

 

逆に日本の報道の方が民族融和に課題が残るといった論点から

NLDは議席を失うんじゃないかという話も出てましたね。

 

今日時点までの報道をみると

NLDはむしろ議席を伸ばしたようで改めて支持率の高さが浮き彫りになった形

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各地でこんな集会が開かれていたようですし、まあ当然といえば当然か

 


あまり知られていないミャンマー選挙制度

端的に言えば、軍人の議席枠がまず4分の1あり、

残りの4分の3を国民の投票で選ぶという方式を取っています。

つまり議会の過半数を取るには投票で選ばれる分の67%を

獲得しなければならずかなりハードルは高くなっています。

数字でいうと下院(定数425)の315議席と上院(定数217)の161議席

今回の改選の対象議席

 

しかもこの”軍人枠”は憲法によって定められており、

その憲法を改正するには4分の3以上の議員の賛成が必要とされてます。

もちろん選挙で選ぶ議員の中には軍人系の政党から選ばれている議員もいるので、

実質憲法改正は不可能ということになります。

 

そんな制度の中、もう後5年NLD主導で民政を続けるていくことに決めたミャンマー

未だ決着していない少数民族との対立など外から見ると課題だらけな気もしますが

欧米からの経済制裁でクレジットカードすら満足に使えなかったころから考えると

着実に変化をしていると感じます。

 

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このオバマ大統領の訪問からもう8年か。。。

 *写真は当時のミャンマータイムス紙面