東南アジアは水路で見ろって言われたなぁ
ホーチミンでは雨期も本格化して、
毎日のようにスコールが降っています。
いつもの年なら今日も帰りは混んでるかなと想像するんですけど
最近はベトナムもコロナが蔓延して、
飲食店やショッピングモールも閉まっているので、
水没しててもそこまで混んでいないんですよね。
嬉しくもあり悲しくもあり…
そんな中いつも素敵な風景と料理を届けてくれるこのチャンネル
こんなパイナップル畑での収穫体験とかあったら
絶対行きます。
なんかこの映像を見て
東南アジア史の先生が仰ってた
「東南アジアは気候的に水路の方が移動の計算が立つ。
だから海沿いや大河沿いに国土が広がる」
という言葉をふと思い出しました。
この量のパイナップルを荷車で押すのは無理でも
船なら力のない人でも運べるんだなあと。
道がぬかるんでるとかの心配もないですし。
パイナップルの皮のむき方がきれいで感動します。
シンプルに美味しそう。
あなたが私で私があなたで
語学学習をしていて一番面白いのが
あんまり日本語にない考え方に当たった時かなと思ってます。
というよりもそれが楽しいから外国語を勉強しているような気もする…
ベトナム語でいうと人称代名詞(私とかあなたとか彼とかそういうのです)
その一端が10年前ぐらいに聞いたこの曲
時代的にはFacebookが流行りだした頃で
日本人はまだMixi使ってた頃の曲です。
MVの画質が懐かしい
この曲のような関係性では
”アィン”はどちらが使っても男性を指し
”エム”はどちらが使っても女性を指す
と教わってからベトナム語の人称代名詞の感覚が
少しずつわかってきた記憶があります。
愛を伝えるサビの部分で
男性と女性で主語と目的語が逆転している。
とか
最後、お互い同じこと言っているのに、
女性が言うと、私はここに座ってますとなって
男性が言うと、ここに座ってくださいとなる。
とかめちゃくちゃ面白いなと
なんとかこの日本人にはわかりづらいけど
慣れると納得できることの面白さを伝えようと
動画とブログにしたけど、伝わらない気もする。
とりあえずこの曲は耳に残ることだけを伝えたい。
Xin Chàoは使わないけど使う?
外国語を勉強するときに
I like TennisやThis is a penなど
最初に習うフレーズは多々ありますが、
挨拶から習ったという方が多いと思います。
ベトナム語も大体の方がシンチャオという挨拶を習います。
ただし、日常の場面であんまり使っているのを聞かない、
外国人用なの?等々とよく質問されます。
そのときによくする説明を動画にしてみました。
本来は (Xin) Chào **となるんですが、
この**に入れる部分を正しく使わないと逆に変な表現になってしまうので
無難なXin Chàoがどうしても最初に紹介されます。
というか自分も迷ったらXin Chào使えばいいからと言っちゃいます。
最初からこの**を含めている本もあるんですが、
第1課が人称代名詞の説明に多く割かれてしまうので、
独学で勉強しようと思った人がそっと本を閉じてしまうのでは、
と心配するというジレンマに陥ります。。。
語学学習は奥が深い…
世界有数の感染者抑え込みと政府の強権さ
ベトナムにいると日本との違いを様々なときに感じますが、
普段生活していたときに感じていた違いなんて微々たるもので、
政治体制が違うとここまで影響あるのかと驚きの一年でした。
今年もメーデー前後の大騒ぎから、
所謂夜の接待を伴う飲食店などは有無を言わさず閉鎖、
闇で営業している店やそこに行っていた客を公安当局が容赦なくネットに晒すなど
国全体の安全が個人の人権よりも圧倒的に優先されている感覚をビシビシと感じます。
去年の今頃なんて、
法人税減税するから飲食店はテイクアウトだけね
(赤字とか最悪倒産とかへのケアはどうするんだ…)
なんて時期もありましたね。
観光業も失業者多数ですが、
個人へのセーフティーネットはあるからなのか
企業を守ろうという発想がそもそも政府から感じないんですよね。
感染広めた男性CAが行動記録を全部開示されて、
そのドサクサで彼が妻子ある男性と恋人関係にあるとか
信じられないぐらいのアウティングも見たし…
つらつらと思い出して書いてみた結果
やるせない気分にもなりますが、
コロナ発生から約1年半で
4千人程度の感染者に抑え込んでいることの恩恵を
享受しているのも確か。。。
スポーツしてお酒飲んでタクシー乗って帰るぐらいの
余暇は出来ているしなと思いながら
日本の私権制限の議論に思いを馳せる